私は片付けが苦手なタイプでした。
気がつけば床にモノが増え、自己嫌悪になってばーーっと片付けて、そしてまた散らかっての繰り返し
でも、雑誌やSNSで見る“すっきりした暮らし”には憧れていて、何度も片付けに挑戦しては挫折…。
片付け本も大好きで数々の本を読み漁ってきたそんな私が、こんまりさん(近藤麻理恵さん)の本に出会って、ちょっと変われたお話です。
1.こんまりさんの本との出会い
本屋さんでふと手に取ったのが、
『人生がときめく片づけの魔法』。
最初は「まぁ、いままでの片付け本と似た感じでしょ」って思ってました。
でも読んでみると、今までとは全く違う、なんならすぐにでもやってみたい!という気持ちになる内容でした。
2.「ときめくかどうか」が判断基準?!
それまでの私は「いつか使うかも」「高かったし・・」って言い訳しながら物を捨てられなかったけど、
こんまりさんの「ときめくかどうかで決める」という考えにハッとしました。
「ときめき」?!その言葉を軸に我が家の物たちを見てみたら…ときめく物がほとんどない!!という事に気づいたんです。
3.片付けは ”祭り” 短期集中
まずは家中の自分の洋服を全部出してみました。たいしておしゃれに興味もないくせに、ドン引きするくらいの服の山が出来上がりました。
「ときめくものだけを残す」
これを基準に分別していったら、手元に残したのは数十着ある中のたった5着。
さすがにいきなり5着では困ってしまうと思いお気に入りを購入するまでの応急処置でもう数着残してあとは処分しました。
この処分した時の罪悪感のような「ごめんね」という気持ちは10年以上経った今でもよく覚えています。それ以来私は何かを購入する際、ときめくか?という気持ちを大事にしていて昔のように安いから!とか衝動買いをしなくなりました。

好きな服だけにしたらクローゼットを開けるのが楽しくなり、そして好きな物だから自然と大切に扱うようにもなりました。
4.ズボラでもちょっとだけ“片付け癖”がつく
もちろん、全部一気になんて無理だし途中で挫折しそうになったけど、「ときめくか?」という感覚が自分の中にできたおかげで、少しずつモノの持ち方が変わってきました。
ズボラでもいい、自分のペースでやればいいんです。
“完璧”じゃなくて、“ちょっと前よりマシ”を積み重ねていくことが、私には合っていました。
5.まとめ
こんまりさんの本は、片付けが苦手な私にとって「やってみようかな」と思わせてくれた大きなきっかけでした。
部屋がスッキリすると、不思議と心や時間の余裕ができて、他のことにも前向きになれます。
これからも「ときめき」と「ちょっとずつ」で、無理せず片付けと向き合っていこうと思います。